腕時計の広まり

腕時計は誕生してから200年程度が経過しました。
しかし、1700年代後半に生まれた時には全てが一点ものであり浸透はそれほどしなかったと言われます。
さてそのような腕時計が量産され始めるのはいつの時代だったのでしょうか。
1800年台後半には軍の要望により、製品化がされ始めました。

ジラール・ペルゴというブランドによってドイツ海軍のため2000個発注された記録が現在も残っています。
しかし、これはまだ一般層に広まったとはいえません。
オメガが1900年に市民向けの腕時計が作りましたが、デザインが無骨であり浸透しませんでした。
しかし1911年にカルティエによって作られた「サントス」シリーズがパリの社交界にて人気となり流行しました。
ちなみにこのモデルは現在でも作られています。

しかし、この頃までは懐中時計が主流だったと言われています。
しかし、その後に起こった第一次世界大戦が転換期となり、腕時計が男性の持つものとされるようになりました。
そのため、多く量産されるようになりました。
ただし、腕時計が本当に安価で購入できるようになるのには1960年代後半から1970年代前半にクオーツ式とデジタル式の時計が発明されてからといえます。

やはりそれまでは職人による技術が必要なものとされていたので大学生だけでなく多くの家庭で持てない人は珍しくありませんでした。
しかし、これらの技術によって数千円から数百円で時計が販売しても利益が出るようになりました。中国などアジアの新興国によってとても量産されるようになりました。
そのため誰であっても手にすることが出来るようになったのは結構最近であるといえるでしょう。
ただし、だからといって高級時計に価値が無くなったわけではありません。それらにはそれらの良さがあります。
どのような時計にもそれぞれに魅力があることは覚えておかなければならないでしょう。

腕時計の始まり機械式腕時計の歴史