腕時計の始まり

腕時計の歴史は非常に古いものがあり、その誕生は200年以上前と言われています。
現在残っているものの中で最古のものは、1806年に作られたものとされています。
これはパリの宝石商が作ったものですが時計を編み込んだエメラルドのはいったブレスレットと言われています。
ちなみに記録としては、ジュネーブの時計商であったジャケ・ドローとルショーの1790年のカタログに記載されているものがありますが、こちらは現存していません。



そして、ベルト型で腕に装着できるものとしては1810年に作られたものがあります。
これはアブラアム=ルイ・ブレゲという時計商(現在の時計ブランドのブレゲの創設者)が作ったものです。
金髪と金で編んだベルトで作られたものでしたが、現在は行方不明となっています。
このように作られたには作られたのですがそのほとんどが一点もので普及はされていませんでした。
そのため、この頃はまだ製品化されるようなものだったと言えませんでした。
1800年代の後半にようやく製品化されはじめました。
現在もマニュファクチュールの一つと知られる腕時計メーカー、ジラール・ペルゴが行いました。
同社はドイツ軍からの要望によって2000個の腕時計を制作したという記録が残っていて、その一部は現存しています。
ちなみにその理由としては懐中時計によって砲撃をタイミングを計測していた砲兵の多くが、それを手首に括りつけて使用していたためです。

このような誕生を迎えた腕時計ですが、1900年代を境に大きく成長を遂げていきます。
しかし、この時代の時計の技法も現在に残っており、上記のブランドの多くが現存しているというのも興味深い話だと言えますね。

腕時計の歴史について腕時計の広まり